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実は【早業BANK】はすんなりと誕生したわけではなく、今から5〜6年ほど前に開発した【与力】というソフトを前身にまず【早業】が開発されました。そのソフトは、とある百貨店が大量の伝票を中国へ送って処理する流れを目にした際に思いついたもので、いかに少ない作業時間で会計データが作成できるかを目指したものです。
税理士というのは本来、税法にのっとり、きっちりこつこつと税務処理を行っていくものなのでしょうが、それは大変手間ひまのかかる作業で、どうしても経営結果が分かるのに時間がかかってしまうのですよ。とにかく早く、正確に、成果をあげたい…。そのために既存のソフトをいろいろ試してみましたが、どれもこれも十分な満足感は得られませんでした。それなら、「自分で作ってしまおう!」と。
システム開発会社に「こんなイメージで作ってちょうだい」とお願いし始めたのが今から5〜6年くらい前かな。出来上がってくる試作はどれも、ちょっと自分のイメージしていたものと違っていて、なんとかイメージ通りに仕上がると今度は「もう少し、こんな風にできたら…」と欲が出てきて、開発費も時間も軽く予定をオーバー(苦笑)
やっと形になってセミナーに出品すると、経理合理化プロジェクトの児玉尚彦先生に認められ、北海道や鹿児島でいくつか売れたのですが、遠方であったことからアフターフォローが万全にできず…。システムそのものも、設計で例えるなら「平屋を建てることからスタートしたが、いつしか10階建てのビルが完成してしまい、中を開けてみたら基礎は万全とはいかず、配線もぐちゃぐちゃ」。エラーが出た場合のフォローやメンテナンスにまで対応できないというのが正直な感想でした。
そのため、活用性が高く実際に利用している職員にも好評ではあったのだけれど、【早業】は所内での使用にとどめ、商品化は断念。その機能の一部を抽出し、汎用性と機能性をより重視する形で考案されたのが今回の【早業BANK】なのです。
【与力】も【早業】も【早業BANK】も、新鮮な会計データを1秒でも早くお客様に提供したいという気持ちから生まれたソフトです。今では作業効率が格段にアップし、お客様に情報を早く提供するだけでなく、自分の時間もずいぶんと捻出できるようになりましたね。
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